レインディアTRPG化企画その5になるのかな。
魔法の発動条件:
10秒以上の古代虹語(要するにただの古代語)による詠唱を行う、または紋章を描く。魔法の最終的な発動には「解言」とよばれる詠唱一文が必要。古代虹語ではなく共通語の詠唱によって魔法が発動することは基本的にあり得ない(が、「真理」にたどり着いたものはそれが可能になる)。
以上が小説の設定。TRPGシステム的には、
・術士系技能を取得したものは自動的に古代虹語を習得する
・魔法を詠唱する際、魔法ごとに指定された巡(ラウンド)数他の主行動が不能になる。詠唱時間10秒の魔法ならば1巡主行動不能になり、その次の巡における主行動で魔法が行使できる。
・消費持久点は詠唱時間(を巡の数で表したもの)に同じ。
・発動条件は特にないが、発声できること、または片手が自由であることが前提。
・連続した手番に魔法の詠唱は行えない。魔法の効果を発揮させた次の手番においても使用することはできない。
こうなる。
詠唱破棄:
通常、時間のかかる詠唱を破棄することで魔法の高速発動を可能にするのが、詠唱破棄。言葉や文字によって魔法力を生み、それによる作用を引き起こすのが魔法であるため、その最もたる言葉を欠いてしまうと魔法の威力は激減する。詠唱時間の短いものほど詠唱破棄は簡単で、詠唱時間が長ければ長いほど詠唱破棄は難しくなる。「真理」にたどり着き、共通語による詠唱を可能にしたものが詠唱破棄を用いる場合、威力は全く減少しなくなる上に破棄の難易度も格段に低くなる。
以上、小説での設定。TRPG的には、
・詠唱破棄は技能特技「詠唱破棄・壱」を習得することで可能になる。
・技能特技「詠唱破棄・弐」で破棄難易度を半分にする事ができる(端数切り上げ)。
・詠唱破棄を行う場合、詠唱によって主行動が不能になることはなく、宣言した巡で魔法の効果が発揮される。
・詠唱破棄を行えば、達成値に破棄難易度分の減少修正。この時、最終的な達成値が魔力未満になればその魔法は自動失敗として扱う。
・破棄難易度は詠唱時間を巡の数で表したものと同じ。
・詠唱時間四半刻(30分)以上の魔法はそもそも破棄を行えない。
・「真理」に辿りついたものが詠唱破棄を行う場合、減少修正を無視する。
こうなる。
性格値:
「真理」にたどり着くための条件として、「そのものの本質を自身が理解する」「魔法の本質を理解する」「独自魔法を習得している」ことが挙げられる。これをTRPGで再現するために導入しようと考えてる概念。この概念で一つ目の条件「そのものの本質を理解する」が達成できる……といいね。キャラの性格に密接に関わってくるので、出来ればキャラメイクの一番最後にやっておきたいもの。
性格値には四つの分類がある。ひとつめは「感情」、ふたつめは「欲望」みっつめは「判断」、よっつめは「信念」。それぞれの役はそれぞれの分類に属する要素を2つ3つ選び、2dの出目との対応表を作る。それぞれの要素には点数があって、初期作成時には各要素が持つ点数の合計が12以下になるように割り振らなければならない。また、それぞれの分類に必ず一つは要素を割り振ること。加えて初期作成時に一つの要素に6点以上割り振ることは出来ない。
セッション終了時に2dを二回振って、対応する出目の要素に割り振られた数値を1つ上げる。その要素が持つ点数が10以上になった場合、「真理」にたどり着くひとつめの条件を消化したことになる。
・例(フレイの場合、初期作成時)
感情:熱血/3、友情2、尊敬1
欲望:色欲1、自己顕示欲2
判断:剛毅果断1
信念:夢1、自由1
わかんないこととかはくしゅできけばいいよ!
あ、ねむいのでここでリタイア。
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