電力の差異について。三相電力計は3つの相の電力を測定しているのに対し、オシロスコープによる測定では1つの相の電力を求め、それを3倍して求めている。つまり、オシロスコープによる測定ではシャントがすべての相に接続されている状態と同じである。これによって、シャントによる電力の低下が3倍されて全電力に影響を与えると考えられる。よって三相電力計、オシロスコープを同時に用いて測定を行った場合にもシャントによる影響が無視できなくなったのが、全電力の差異の原因と考えられる。
つまり
・三相電力計による測定ではシャントが一つだけ接続されているとみなせる
・ところがオシロスコープによる測定では実質的にシャントが3つ接続されていることになる
・結果、シャントが接続されていることによる電力の低下が同時に測定した場合にも起こる
ってことなんだろう、という。
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