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支離滅裂なことを書いてるただの自己満足ぶろぐ。 中の人は基本痛いです
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戸之
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非公開
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学生
趣味:
作曲、落書き、睡眠、TRPG、創作
自己紹介:
痛い人



メアド及びスカイプID晒し
文句、呪い等が用途
正しウィルスは却下

メアド:cosmo_speas@infoseek.jp
スカイプID:monoris6(表示名は基本的に殿)

※話しかけても基本反応ありません。
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 わたしたちは、突然襲われた。
 異形の手、異形の足、異形の頭、異形の目。
 それらは、まさしく「鬼」だった。
 夜に遅い来る悪魔は、今まさしく夜道を一人歩いていたわたしにその牙を剥いた。
 耳をつんざく咆哮。身が張り裂けそうな猛り。見るだけで体中の毛と言う毛が逆立って、体中の穴と言う穴から水分が逃げていくような感覚があった。
 鋭く伸びた爪はわたしを切り裂かんとして舞い、その身体はわたしの体を掴み砕くのを心待ちにしているようで、その唇はわたしの臓器の味を想像しているかのようだった。
 振り下ろされる腕。偶然か、わたしはその毒牙にかかることはなかった。しかし、脅威は終わっていない。去っていない。
 逃げる、逃げる、逃げる。行き場のない道を逝き、逃げ場のない道へ行く。ここは果て無い行き止まりだった。
 ついに、わたしはその爪に引き裂かれるのだ。そう覚悟したとき。

 ――そいつは、現れた。

 白銀色に輝く、刃を思わせるような右腕と、黄金色に輝く、盾を思わせるような左腕を持った男。悪魔の攻撃を左腕で受け止めていたその男は、わたしの方を向くと、「よお、大丈夫か?」と声をかけた。
 初めはわたしも、ただのバカだと思った。だが、男の様子はただのバカとは明らかに違う何かがあった。……白く輝く銀髪は風に揺れ、金色に輝く瞳は何かをせんとする意思に満ち溢れていた。

「オレはこことは違う世界からやってきた、悪魔の使いだよ!」

 その言葉と共に放たれた男の一撃は、悪魔を一瞬で切り裂き、わたしを脅威から救った。……霧となって消えていく悪魔を見つめる男の目は、どこか悲しげだった……。

 ……それは、現代に現れた妖怪を退治する武装兵器「“殺鬼人”ロットリンク」を操るものたちの、戦いの記録である。




なんて厨二なお話を思いつくオレはさっさとレポートをやるべきですよね。

とりあえず、そろそろ少年漫画テイストから離れようか、俺。

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