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支離滅裂なことを書いてるただの自己満足ぶろぐ。 中の人は基本痛いです
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戸之
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大分話が拡張してしまって一部だけに収まる内容ではなくなっている辺り、俺の無計画さが見えてくるよなあ。



 私は、目の前で起きたことが信じられなかった。
 私の仲間が…ディスティル・ロッドが、その姿を変え、目の前のドレイクを圧倒している。魔力を帯びた拳がドレイクの翼をもぎとり、その反撃として放ったドレイクの一撃は受け流され、そのまま流れるように反撃される。それは、正に「狂戦士」といった様だった。
 ディスティルの背中からわき腹にかけてに、赤く発光した痣が見える。それは、「痣」と言うよりも「刺青」と言った方がいいのではないかと思うくらい、はっきりとした形を持っていた。
 剣。
 それは、剣の形だった。ディスティルが攻撃するたびに、その痣が強く発光する。それは、彼の殺意に呼応するかのようだった。
 また、ナイトメアの特徴である角は、普段より肥大化していた。その姿は、もはやディスティル・ロッドと言う存在ではなかった。
 私はその姿に言い知れない恐怖を感じた。それは、二つの恐怖だった。
 一つは、単純にその姿、その力に対する恐怖。そしてもう一つは…。
 気がついたときには、私の身体は勝手に動いていた。

「何だ、あれは…!」
 その姿を見ていたのは、クライネだけではなかった。
 ルードやメイル、そしてミラージュも、その戦闘を見ていた。
 時折あげられる雄叫びに、ドレイクが怯む。そのディスティルには「恐れ」などどこにも見当たらない。寧ろ、それとは全く逆の感情があったように見えた。
「爵位持ちがあそこまで圧倒されるなんて…」
「あれこそ正に『狂戦士』と言ったところだな」
 ミラージュは言った。
「これもある種の穢れの力なのか、それとも別の何かか。それはともかく、あやつは危険すぎる」

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