「拳と魔封の物語」2巻を流し読みしてみた。
別に俺はこういうの普通にありだと思うんだけど、リプレイにしちゃ堅苦しい感じがする。
なんと言うか、小説読んでるような気分。
吟遊やるなら、ストーリーはしっかり練らなきゃ、本当に何の取り得もないリプレイになるもんなんだなあ、というのを実感させるリプレイですね。
俺としては、「吟遊は別にやってもいいけど、半端でありふれたシナリオを組まれても困る」といったところ。拳と魔封って、シナリオ見てもそこまで面白いと感じさせる要素がないのよね。「滅びた村の生き残り」とか、そういった特殊な生い立ち(ラクシアではよくあることかもしれないけど)を持つ主人公って時点でそれは感じていたけど。だって、その経歴だけでどんな話が展開されるのかわかっちゃうでしょ。要するにありきたりすぎるんです。
そして、拳と魔封の最大の欠点。
「NPCにPCが振り回されすぎる」
話の中心が常にNPCに置かれてるように思えてならない。もっとPCに話を作らせてもいいんじゃないかと思うんだ。
実際のプレイなんてそんなもの、といえばそれまでだけどね。いつか2ちゃんの2.0スレの誰かが言ってたみたいに。
この辺はノリ重視で行くか、話重視で行くかの違いだよねきっと。
ところで新米女神の最新刊でも拳と魔封のようにPCがNPC設定に振り回されてるとか聞いたんだけど、面白さには差が開いてるとか何とか。
書き手の腕の問題なのかね。
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